歩兵は一手にして成らず

コツコツ将棋を頑張る人のブログ

「羽生の頭脳1」勉強開始

3手詰トレーニングは83-84の2問を解いた。

羽生の頭脳1のP11-24を桜花で並べ、説明を読んだ。

 

がんばって将棋初段を目指すページ! 序盤定跡、最低量で済む勉強方法とその最良手順を考えてみる

に書いてある「手抜きリスト」に従って、まずは四間飛車対策をすることにした。自分は居飛車。紹介されている本のうち、在庫があってすぐに取り寄せることができた「羽生の頭脳1」の勉強をスタート。

 

勉強方法は、まずは本を見ながら「桜花」に棋譜を入力。その後に、説明文を読みながら1手1手進めていく。変化については桜花で並べて確認。

桜花で間違った手を入力して局面が分抜してしまった時には、その枝を切ることができるから安心

 

思ったことは…

bonanzaの評価値とズレすぎでは…? 本で「居飛車良し」と書かれていても、bonanzaでは「後手(振飛車)良し」となっていたり。羽生の頭脳が20年くらい前の本で、当時コンピュータがなかったことと関係しているのだろうか? それとも、bonanzaよりプロの方が強いためだろうか?

 

あと、定跡なのに勝っているように見えない、というか本の中には「互角」と書いてあるか。定跡ってもっと勝ちが見えそうな形になると思っていた。ここから先は手筋の力で得をしていけということか? 序盤ってそんなもんだっけ? 自陣が少し危ういが、龍という攻めの基点があるからOK?

「初段になるための将棋勉強法」の本には、「序盤は相手がミスしない限り大きくリードすることはできません」(P160)とある。やはり、自分は序盤というものを間違って考えていたようだ。考えを改めよう。

 

羽生の頭脳の中の「先手有利」という言葉は、「大きな駒得は発生していないかもしれないが、これからの戦いがしやすい状態だ」というくらいに解釈しておこう。今までは、「駒得していて圧倒的」くらいに考えていた。これは「先手勝勢」か。