歩兵は一手にして成らず

コツコツ将棋を頑張る人のブログ

鍛えた終盤力とは何だったのか

2016/01/17(225日目)にやったこと

 

81 dojoで対局。3手詰の即詰みを見逃して負けた…

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詰将棋でよくある「龍を逃げてはいけません」というコメントが頭に浮かんではいたが、詰み筋を見つけられずに3二龍と逃げた。考慮時間206秒。

 

ちょっと局面は進み、

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考慮時間34秒で同龍。銀を狙って攻めていて、狙い通り銀が取れたのでやったーと思っていたが、将棋の真の目的を考えていなかった。これも3手の詰みがある。

 

どうやって改善したら良いかを考えてみた。

  • 小駒をうまく使って詰ませるような詰将棋ではなく、金銀龍を使って力押しするような詰将棋をもっと解く → 3手詰ハンドブック?
  • 詰将棋はしているものの、実戦での詰みをそれほど経験してないせいで、「駒を余らせて勝ち」とか「相手の駒を取って勝ち」という状況に慣れていない → レートが下の人と対局して勝つ経験を詰む
  • 守りの金を責めることを意識。残念ながら「守りの金を責める」という文言は知っていても実行できていないので文章化すると、「守りの金の周囲1マスにこちらの駒を利かせる」→「利かせた位置に別の駒を移動させる(または、打つ)」という2手順。
  • 数の攻めを意識。王を除いた駒に対して1マス1マス利きの数を確認して、こちらの利きが上回っている場所に金や銀を打てば詰ませられるかもしれない。
  • 対局の前に詰将棋の問題を解く

 

うんうん、負けたけど得た教訓は多い。良い対局だった。ありがとうございました。

 

さて、同じ方と夕方に対局。朝のようにはいかないぞ。

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はい3手詰見逃したー。 ってか、せっかく6七桂を打ったのに直後に5九桂成してしまうのはありえない。何のために桂を打ったのか。

「並べ詰み」の形が苦手なようだ。簡単な詰み形のはずなんだけどな。

 

こちらは終盤、本譜では王手の連続で迫ることができなかったため、こちらが詰まされた。3手詰。6九金としても、6九龍としても王手が続かない。

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正解は5八金打。

 

5手詰将棋(1)の73-77の4問を解いた。

 

詰将棋には「最後の3手以外は一本道」というルールがある。実戦では、詰みまでの手数は分からないし、もちろんそのようなルールはない。ただ、実戦でもできるだけ一本道になるように詰みを考えたほうがシンプルになって考えやすいかもしれないと思った。複数の駒の焦点に打つ手筋は時には大事だけど、使い時を誤ると選択肢が増えてしまう。