充填と圧縮の2段階から成る詰将棋勉強法
2017/02/14(619日目)にやったこと というか、考えていること。
最近は7手詰ハンドブック1を解いています。詰将棋の取り組み方に関して、自分の中で手ごたえのある方法が見つかったので、メモ。
前提となる基本理念:
- 手元の詰将棋本は、暗記してしまう。
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1つの問題で長い時間悩まない。長い時間をかけて自力で問題を1問解くより、1問でも多く問題を記憶することのほうが大切
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数秒で解ける問題よりも、少し時間がかかる問題に取り組むほうが合計の解答時間の短縮にも、上達にも効果的(80:20の法則)
この方法で保証されること
- 「学習済の問題は合計10分以内に周回できる」という状態が必ず維持される
この方法のメリット
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復習なしで1冊を通して解くよりも、記憶が定着する
- 解答時間を更新していく楽しみがある
- 10分という短い単位で取り組むことにより、詰将棋へのハードルが下がる
この方法のデメリット
- 初見の問題をじっくり考えて解けるようになる、ということは保証できない
詰将棋の問題として話を進めますが、必至問題等にも適用可
数字は適宜置き換えてアレンジしてください。
ここでは、7手詰ハンドブックのように、見開き4問とします。
工程
平たく言えば、未知の問題を学ぶ【充填フェーズ】と、既知の問題を早く解けるようにする【圧縮フェーズ】の2つをぐるぐる回します。
- 【最初の充填フェーズ】10分かけて可能な限り多くの問題を解く。1問あたりの考慮時間は最大0.5分とし、その時間内で答えが分からなかったら解答を見る。
- 【圧縮フェーズ】学習範囲内の問題のうち、時間がかかった問題を優先して繰り返し解き、解答にかかる時間を短縮する。(便宜上、t分に短縮したとする)
- 充分な回数繰り返してもtが(10 - 0.5 * 4)分よりも短くならなかった場合、学習範囲をリセットして(1)に戻る。
- 【充填フェーズ】(10 - t)分かけて、新しい範囲の問題を学習する。1問あたりの最大考慮時間は0.5分とし、その時間内で答えが分からなかったら答えを見る。
- (2)に戻る
Done is better than perfect. とりあえずサクッとJavascriptで書いてみたので、URLを貼っておきます。
- 手元に詰将棋の問題を用意して、
- 「充填」か「圧縮」かを選んで、
- キーボードの"i"か「始める」ボタンを押してスタートしてください
- 問題が解けたらキーボードの"o"か「解けた」ボタンを押してください
- 30秒くらい考えても分からなかったらキーボードの"p"か「諦めた」ボタンを押してください
- 「cookie書込」ボタンで結果の保存、「cookie読込」ボタンで結果の読み込みができます。ページを閉じる前に保存してください。
以下、サンプル画像